
脳に流れていき血管を詰まらせてしまうこともあります。
それでは最後に脳卒中の危険因子についてお話しします。
脳卒中の危険因子を知ることは脳卒中にならないために大切なことです。
脳卒中の危険因子はいくつかありますが、最も重要視されているのが高血圧です。
高血圧が続くと、血管に負担がかかり続けることになり、そのために血管がボロボロになってしまったり、あるいは小さいこぶができ、そこが破れて脳出血を起こします。
血管の管理は、薬による治療も大切ですが、なんといっても、日常の食生活が大切です。
まず、塩分を控えること、そして塩分の害を防ぐカリウムを多く含んでいる野菜類をたくさん取ることです。
コレステロールの高い人は動脈硬化を招き、脳卒中が起こりやすくなりますので、コレステロールのコントロールが大切です。
鰯や鯖などの魚を食べると動脈硬化の予防になります。
糖尿病も動脈硬化を促進させますので、血糖値をきちんとコントロールしておくことが大切です。
その他にタバコやアルコールは血液粘度を高めるので、脳卒中を引き起こす危険を生みます。
ストレスや過労も高血圧、動脈硬化の原因となり、脳卒中を引き起こす危険因子ですので、規則正しい生活とストレス解消に心掛けることです。

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